イージーコア
Pop PunkとMetalcoreを融合した、2010年代初頭のサブジャンル。
どんな音か
イージーコアは、ポップパンクの明るいサビと、メタルコアのブレイクダウンを一曲の中に押し込む音楽。ギターは重く刻み、ドラムは速く、ボーカルはキャッチーなメロディと叫びを行き来する。A Day to Rememberの曲では、青春の合唱感とモッシュパートが急に切り替わり、泣き笑いしながら暴れるような感覚がある。
生まれた背景
2000年代後半から2010年代初頭のアメリカ合衆国で、Warped Tour周辺のポップパンク、メロディック・ハードコア、メタルコアが交差して広がった。New Found Glory的な明るさと、ハードコアの重い落とし込みを同時に求める若いバンド文化から出てきた。
聴きどころ
サビとブレイクダウンの落差を聴くとよい。明るいメロディで走っていた曲が、突然半テンポの重いリフに落ちる。その切り替えがライブでのシンガロングとモッシュの両方を作る。歌詞は友情、別れ、自己肯定、怒りが多く、かなり直球だ。
発展
2010年代を通じて Warped Tour 系シーンで発展、2020年前後にPop Punk Revivalと再合流した。
出来事
- 2007: A Day to Remember『For Those Who Have Heart』 / 2009: Four Year Strong『Explains It All』
派生・影響
Pop Punk、Metalcore、Post-hardcore。
音楽的特徴
楽器ギター、ベース、ドラム、声、シャウト
リズム中速、ブレイクダウン、ポップなコーラス
代表アーティスト
- A Day to Remember
代表曲
- I'm Made of Wax, Larry, What Are You Made Of? — A Day to Remember (2009)
- If It Means a Lot to You — A Day to Remember (2009)
- All I Want — A Day to Remember (2010)
- The Downfall of Us All — A Day to Remember (2009)
Plot to Bomb the Panhandle — A Day to Remember (2007)
日本との関係
初めて聴くなら
入口は「The Downfall of Us All — A Day to Remember (2009)」。合唱と重さの両方が分かる。初期の勢いなら「Plot to Bomb the Panhandle — A Day to Remember (2007)」。バラード寄りの感情は「If It Means a Lot to You — A Day to Remember (2009)」がよい。
豆知識
イージーコアという名前は、軽いというより、ポップパンクの入りやすさとハードコアの重さを合わせた半分冗談のような呼び名である。ライブでの楽しさがジャンルの核にある。
