ミズラヒ音楽
中東・北アフリカ系ユダヤ人(ミズラヒーム)が現代イスラエルで形成した、アラブ・ペルシア・東地中海音楽を母体とする独自のポピュラー・ジャンル。
まずはここから
ひとことで言うと中東・北アフリカ系ユダヤ人(ミズラヒーム)が現代イスラエルで形成した、アラブ・ペルシア・東地中海音楽を母体とする独自のポピュラー・ジャンル。
まずはこの曲からZehava Ben — Tipat Mazal ▶ YouTube
代表的な人Zehava Ben
どんな音か
聴きどころ
Zehava Ben「Tipat Mazal」(1991)では、旋律の半音下降(マカームの特徴的な音型)が繰り返されるサビに注目してほしい。このわずかな半音の動きがアラブ音楽的な哀愁を生む。Eyal Golan「Yeshenah Eretz」(2005)は弦楽器とオーケストラを使った豪華な編成で、声の張り方が力強い。どちらも声が旋律の頂点に到達する瞬間が聴きどころ。
初めて聴くなら
Zehava Ben「Tipat Mazal」(1991)から入ると、歌い手の声とマカーム旋律の両方が短時間で把握できる。Eyal Golan「Hagiva」(2005)はポップな入口として取っ付きやすく、テルアビブのクラブ文化との接続点も感じられる。
代表アーティスト
- Zehava Ben
- Eyal Golan
代表曲
- Zehava Ben — Tipat Mazal (1991)
- Eyal Golan — Hagiga (2005)
- Eyal Golan — HaShamayim (2008)
もっと見る(あと2件)
- Eyal Golan — Im Tirtzi (2000)
- Eyal Golan — Yeshenah Eretz (2005)
生まれた背景
音楽的特徴の詳細
楽器ウード、カヌーン、ダルブッカ、シンセ、ドラムマシン、声
リズムマカーム、4/4キックと中東拍子の融合、メリスマ歌唱
発展
1990年代にズハーヴァ・ベン、サリト・ハダド、エヤル・ゴラン、コブィ・ペレツが商業的成功を収め、メインストリーム化した。21世紀のオメル・アダム、エデン・ハッソンらの世代では、ヘブライ語ポップとアラブ古典の融合がイスラエル音楽の主流となった。
出来事
- 1948: イスラエル建国とミズラヒーム移住
- 1973: 「ハフラート・カセット」流通開始
- 1991: ズハーヴァ・ベンがメインストリーム化
- 2018: ミズラヒ音楽がイスラエル国家賞受賞
派生・影響
イラク・マカーム、イエメン伝統、モロッコ・グナワ、ペルシア古典、現代ヘブライ語ポップと深い交差。
日本との関係
豆知識
影響・派生で結ばれたジャンル
系譜図を見る
感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
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