インドネシアン・インディーポップ
インドネシアの現代ポップ・ロック・バラード。Seventeen、Nadhif Basalamah、Sal Priadiらが代表。
まずはここから
ひとことで言うとインドネシアの現代ポップ・ロック・バラード。Seventeen、Nadhif Basalamah、Sal Priadiらが代表。
まずはこの曲からSeventeen — Jaga Selalu Hatimu ▶ YouTube
代表的な人Seventeen
どんな音か
ここでいうインドネシアン・ロック/インディーポップ・バラードは、2010年代後半以降ジャカルタ・バンドン・ジョグジャカルタを中心に育った、内省的なバンドサウンドを指す。BPM70〜100のミドルテンポ、クリーントーンのエレキギターのアルペジオ、太いベース、ブラッシュ気味のドラム、温度の低いインドネシア語ボーカル、というのが標準フォーマットだ。歌は感情を張り上げず、内側に折りたたむタイプで、Coldplayや藤井風的な「囁き系ロック」と地続きの音作りだ。バラード勢は弦アレンジを足して映画音楽的に仕上げ、Seventeenが切り拓いた泣きのバラード路線を21世紀的にアップデートした手触りになっている。
聴きどころ
初めて聴くなら
最初の一曲はSal Priadi『Amin Paling Serius』、結婚式で歌われる定番ラブソングで、彼の語りかける声の質感がいちばん分かる。次にNadhif Basalamah『penjaga hati』、TikTokから国民的ヒットになったバラードで、若々しいインディーポップの空気を吸える。Seventeenの旧譜なら『Jaga Selalu Hatimu』、津波以前の彼らの代表曲で、インドネシア・ロックのバラード王道が味わえる。
代表アーティスト
- Seventeen
- Sal Priadi
- Nadhif Basalamah
代表曲
- Seventeen — Jaga Selalu Hatimu (2009)
- Sal Priadi — Amin Paling Serius (2021)
- Nadhif Basalamah — penjaga hati (2023)
生まれた背景
インドネシアは2億7000万の人口を抱える東南アジア最大の市場で、2000年代まではPeterpanやSheilaOn7のメロディアスなギターポップが圧倒的に強かった。流れが大きく変わったのは2018年9月の悲劇で、バンドSeventeenがジャワ島沖のスナミ被災現場で公演中に津波に襲われ、ボーカルのIfan以外のメンバーと家族が亡くなった。
日本との関係
豆知識
影響・派生で結ばれたジャンル
系譜図を見る
感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
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