ジャイポンガン
1970年代のスンダで生まれた、現代化された伝統舞踊音楽。
まずはここから
ひとことで言うと1970年代のスンダで生まれた、現代化された伝統舞踊音楽。
まずはこの曲からグー・ヌアラ — Daun Pulus Keser Bojong ▶ YouTube
代表的な人グー・ヌアラ
どんな音か
ジャイポンガンは、インドネシア・西ジャワのスンダ文化から生まれた、現代化された舞踊音楽。ケンダンの鋭いリズム、ゴングやガムラン系の響き、歌と踊りの掛け合いが特徴で、身体の腰や肩の動きが音楽と密接に結びつく。伝統的でありながら、都市の舞台芸能としての華やかさも強い。
このジャンルを特徴づける代表的なリズムパターン。再生ボタンでループ再生し、下のリズム譜で今どの拍が鳴っているかを確認できます。
聴きどころ
ケンダンの細かい合図を聴くとよい。踊り手の動きに合わせてリズムが鋭く変化し、歌やゴングが場面を区切る。旋律だけでなく、打楽器が身体をどう動かすかが中心になる。映像と一緒に見ると、音の意味がかなり分かりやすい。
初めて聴くなら
入口は「Daun Pulus Keser Bojong — グー・ヌアラ (1976)」。ジャイポンガンの代表的なリズムと舞踊性が分かる。続けて「Rendeng Bojong — グー・ヌアラ (1980)」や「Cikeruhan — グー・ヌアラ (1985)」を聴くと、スンダ的な旋律と打楽器の関係が見えてくる。
代表アーティスト
- グー・ヌアラ
代表曲
- グー・ヌアラ — Daun Pulus Keser Bojong (1976)
- グー・ヌアラ — Kembang Tanjung (1990)
- グー・ヌアラ — Sang Bango (1995)
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グー・ヌアラ — Rendeng Bojong (1980)- グー・ヌアラ — Cikeruhan (1985)
生まれた背景
1970年代にグー・ヌアラが、スンダの民俗舞踊やクタック・ティルなどをもとに創始したとされる。インドネシアの近代化と地域文化の再編の中で、舞台向けに作られた新しい伝統芸能だった。
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踊りの官能性をめぐって議論を呼んだこともある。
音楽的特徴の詳細
楽器クンダン(両面太鼓)、ボナン、サロン、レバブ、シンデン
リズムクンダンの即興・パンチャク・シラット動作、4/4拍子の踊り、シンデン歌唱
発展
1980年にイケ・ロスティニ(踊り手)とジュゴ・ハダウィ(歌手)らとともに大ヒットし、テレビ・ラジオで広まった。1990年代以降はクラブシーンでも演奏され、現代スンダ・ポップの基盤となった。
出来事
- 1976年: グー・ヌアラがジャイポンガン創出。
- 1980年: 全国的ブレイク。
- 1985年: 政府が文化政策で支援。
- 1995年: インドネシア・ポップ・ジャイポンガン融合。
- 2010年代: 国際フェスティバル進出。
派生・影響
ダンドゥット・スンダ・ヒップホップ・現代スンダ・バラードに旋律的・リズム的影響を与え、インドネシア地域音楽の現代化モデルとなった。
日本との関係
豆知識
ジャイポンガンは古い民俗芸能そのものではなく、20世紀に作られた新しい伝統でもある。地域文化は保存されるだけでなく、時代の観客に合わせて再構成されることをよく示している。
影響・派生で結ばれたジャンル
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