バイアォン
ブラジル北東部セルタオン(乾燥内陸)の農民音楽が、ルイス・ゴンザーガによって1940年代に都市化されたフォロー(フォホー)系ジャンルの中核。
まずはここから
ひとことで言うとブラジル北東部セルタオン(乾燥内陸)の農民音楽が、ルイス・ゴンザーガによって1940年代に都市化されたフォロー(フォホー)系ジャンルの中核。
まずはこの曲からLuiz Gonzaga — Baião ▶ YouTube
代表的な人Sivuca
どんな音か
バイアォンは、ブラジル北東部の乾燥内陸セルタオンのリズムを、都市の大衆音楽へ広げたフォホー系ジャンル。ザブンバの低い打撃、トライアングルの細かい金属音、アコーディオンの旋律が跳ねる。Luiz Gonzagaの「Asa Branca」は、乾いた土地と移住の哀しみを、覚えやすい旋律で歌う。
このジャンルを特徴づける代表的なリズムパターン。再生ボタンでループ再生し、下のリズム譜で今どの拍が鳴っているかを確認できます。
聴きどころ
ザブンバの低い表拍と、トライアングルの細かい刻みを聴く。アコーディオンは明るいが、歌詞には干ばつや故郷を離れる痛みが入ることも多い。踊りの軽快さと生活の厳しさが同時にあるのが魅力だ。
初めて聴くなら
代表アーティスト
- Sivuca
代表曲
- Luiz Gonzaga — Baião (1946)
- Luiz Gonzaga — Asa Branca (1947)
- Luiz Gonzaga — Qui Nem Jiló (1949)
もっと見る(あと1件)
- Luiz Gonzaga — João Valentão (1952)
生まれた背景
20世紀前半から北東部で親しまれていたリズムを、1940年代にLuiz Gonzagaがラジオやレコードを通じて全国化した。セルタオンの農民文化、干ばつ、移住、祭りの踊りが背景にある。
音楽的特徴の詳細
楽器アコーディオン、サンフォーナ、ジャベー、ザブンバ、声
リズム中速2/4、シンコペーション、内国移民歌詞
発展
1950~60年代のジャクソン・ド・パンデイロ、ドミンギーニョスが世代を作り、1980年代以降のルイス・カルドーゾらが現代化を進めた。フォロー(フォホー)、フォロー・ペ・ジ・セヘア、フォロー・エレトロニコといった派生形がある。
出来事
- 1947: ルイス・ゴンザーガ「アサ・ブランカ」
- 1965: ジャクソン・ド・パンデイロ全盛
- 1995: フォロー・エレトロニコ流行
- 2010: 北東部音楽復興運動
派生・影響
フォロー、フォロー・エレトロニコ、ブラジル・ジャズ、トロピカリアと交差。
日本との関係
豆知識
影響・派生で結ばれたジャンル
系譜図を見る
感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
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