フォホー
ブラジル北東部の民俗ダンス音楽。アコーディオン、ザブンバ、トライアングルを核とする。
どんな音か
生まれた背景
20世紀前半のブラジル北東部の農村で成立。1946年のLuiz Gonzaga(『フォホーの王』と呼ばれる)が『バイアォン』『Asa Branca』を全国的にヒットさせ、北東部音楽を都市化したのが商業的起点。1950〜60年代に黄金期、北東部から都市部(リオ、サンパウロ)への移民労働者が「故郷を思い出す音楽」として愛した。1980年代以降、商業的には縮小したが、現代では「フォホー Universitário」(若い世代の現代的フォホー)、「フォホー Eletrônico」(電子化フォホー)が継承している。Falamansa、Aviões do フォホー、Wesley Safadãoが現代の代表。
聴きどころ
アコーディオン、ザブンバ、トライアングルの3点編成のシンプルさと完成度。ザブンバの「ドゥッ・タッ・ドゥッ・タッ」(片面ずつ叩く)パターン。トライアングルの「チンチンチン」が2拍4拍の裏拍を強調する。歌い手の北東部訛りのポルトガル語、感情のこもった語り口。
代表アーティスト
- Luiz Gonzaga
- Sivuca
- Jackson do Pandeiro
- Dominguinhos
代表曲
- Baião — Luiz Gonzaga (1946)
- Asa Branca — Luiz Gonzaga (1947)
- Olha pro Céu — Luiz Gonzaga (1951)
- Chiclete com Banana — Jackson do Pandeiro (1959)
- Eu Só Quero Um Xodó — Dominguinhos (1973)
