ソン・ハロチョ
メキシコ・ベラクルス州沿岸地域のメスティーソ・アフロ・先住民系融合音楽で、複弦ギター(ハラナ)と小型リュート(レキント・ハロチョ)が奏でる抒情的舞踏曲。
まずはここから
ひとことで言うとメキシコ・ベラクルス州沿岸地域のメスティーソ・アフロ・先住民系融合音楽で、複弦ギター(ハラナ)と小型リュート(レキント・ハロチョ)が奏でる抒情的舞踏曲。
まずはこの曲からRitchie Valens — La Bamba ▶ YouTube
代表的な人Ritchie Valens
どんな音か
聴きどころ
ハラナのトレモロ・パターンの『複雑性』(一定ではなく、フレーズごとに変化する)。レキント・ハロチョが『どの瞬間に旋律を引き継ぎ、どこで装飾音に回るか』。アフロ系リズムの『タイトさ』(ポリリズムの精密性)。歌唱がハラナのビートとどの程度『シンクロ』するか。
初めて聴くなら
Lila Downsの『ソン・ハロチョ』インタープリテーション。元々の『地元バージョン』ではなく、Downsの『洗練版』から入ることで、ジャンルの構造が理解しやすい。昼間に、太陽が高い環境で聴くと、ベラクルス沿岸の陽光が想像できる。
代表アーティスト
- Ritchie Valens
- Mono Blanco
- Los Cojolites
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- Lila Downs
代表曲
- Ritchie Valens — La Bamba (1958)
- Mono Blanco — El Cascabel (1985)
- Los Cojolites — La Bruja (2003)
生まれた背景
ソン・ハロチョはベラクルス沿岸の16世紀スペイン植民地化時代に起源し、スペイン本国の『ソン』伝統、アフロ・カリブ系音楽、メキシコ先住民音楽が混交して形成された。17〜19世紀を通じて沿岸部の労働者階級(奴隷含む)の間で伝承され、20世紀中盤には『メキシコ文化遺産』として国家的に再評価された。
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Lila Downs(リラ・ダウンズ)のような現代の世界的アーティストによって、21世紀には国際的な認知度が上昇している。
音楽的特徴の詳細
楽器ハラナ・ヒターラ、レキント・ハロチョ、アルパ・ハロチャ、声
リズム高速6/8、サパテアード足踏み、即興詩交換
発展
1958年のリッチー・ヴァレンス「ラ・バンバ」がアメリカン・ロックンロールに翻案され世界的ヒットとなる。1970年代以降のソン・ハロチョ復興運動でグルーポ・モノ・ブランコ、ロス・コホリテスが伝統復活を担った。21世紀には移民文化としての米国メキシコ系コミュニティでも盛ん。
出来事
- 1683: ベラクルス海賊襲撃で記録
- 1958: リッチー・ヴァレンス「ラ・バンバ」
- 1976: グルーポ・モノ・ブランコ結成
- 2010: 復興運動の世代継承
派生・影響
アメリカン・ロック(「ラ・バンバ」)、現代メキシカン・フォーク、チカーノ・ロックに影響。
日本との関係
豆知識
影響・派生で結ばれたジャンル
系譜図を見る
感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
ソン・ハロチョが好きな人は、この6つも刺さる可能性が高いです。系譜図には出てこない、意外な隣人たち。
