ライ
1920年代以降にアルジェリア西部で発展し、80年代にエレクトリック化したアラブ系大衆音楽。
まずはここから
ひとことで言うと1920年代以降にアルジェリア西部で発展し、80年代にエレクトリック化したアラブ系大衆音楽。
まずはこの曲からCheb Khaled — Didi ▶ YouTube
代表的な人Cheb Khaled
どんな音か
アルジェリア西部オラン発祥のポピュラー音楽。BPM 100〜150。シンセサイザー、ドラムマシン、エレキ・ギター、エレキ・ベース、エレキ・キーボード。歌は男女両方、ガトレ(熱狂的な歌唱、メリスマ多用)、アラビア語(マグレブ・ダリージャ訛り)で歌う。歌詞はテーマが多様、恋愛、酒、自由、社会批判、政治、性、宗教批判。録音は中音域(キーボード、ヴォーカル)を強調、低音は控えめ。
このジャンルを特徴づける代表的なリズムパターン。再生ボタンでループ再生し、下のリズム譜で今どの拍が鳴っているかを確認できます。
聴きどころ
シンセサイザーとドラムマシンの組み合わせが生み出す、伝統と現代性の独特の温度感。ヴォーカルの「ガトレ」(高音域での絞り出し、メリスマ)が最大の聴きどころ。Cheb Khaledの声は世界的にも特異な存在感を持つ。歌詞のアラビア語マグレブ訛り(フランス語混じり)。
初めて聴くなら
1曲だけ聴くなら、Khaled『Didi』(1992)。ライの世界化を象徴する曲。続けて、Khaled『Aïcha』(1996)、Cheb Mami(with Sting)『Desert Rose』(1999)、Rachid Taha『Ya Rayah』(1997、Dahmane El Harrachi原曲のカバー)。
代表アーティスト
- Cheb Khaled
- Rachid Taha
- Cheb Mami
代表曲
- Cheb Khaled — Didi (1992)
- Cheb Khaled — Aïcha (1996)
- Rachid Taha — Ya Rayah (1997)
もっと見る(あと1件)
- Cheb Mami — Desert Rose (1999)
生まれた背景
20世紀前半のアルジェリア西部オランで、地元の伝統的な「Bedoui」(田舎の歌唱)から発展。当初は娼館・酒場の音楽で、社会的に蔑視されていた。
その後の代表曲
- Cheb Khaled — C'est la Vie (2012)
日本との関係
豆知識
影響・派生で結ばれたジャンル
系譜図を見る
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