チャンペータ
コロンビア・カリブ海岸カルタヘナ周辺のアフロ系コミュニティで生まれた、コンゴ系ルンバとアフロ・カリブが融合したストリート・ダンス音楽。
まずはここから
ひとことで言うとコロンビア・カリブ海岸カルタヘナ周辺のアフロ系コミュニティで生まれた、コンゴ系ルンバとアフロ・カリブが融合したストリート・ダンス音楽。
まずはこの曲からMr Black — El Serrucho ▶ YouTube
代表的な人Anne Swing
どんな音か
聴きどころ
ギターの反復フレーズと、ベースの跳ねを聴くとよい。歌は説明的というより、踊りを煽る。リズムが前へ転がり、コールや電子音が入ると、路上のスピーカー前の熱気が見えてくる。
初めて聴くなら
入口は「El Serrucho — Mr Black (2010)」。より古いストリート感を聴くなら「El Liso — Anne スウィング (1995)」。展開の楽しさは「Maquina del Tiempo — Charles King (2000)」で分かる。
代表アーティスト
- Anne Swing
- Charles King
- Mr Black
代表曲
- Mr Black — El Serrucho (2010)
- Anne Swing — El Liso (1995)
- Charles King — Maquina del Tiempo (2000)
もっと見る(あと2件)
- Anne Swing — Mi Negra Rumbera (2000)
- Mr Black — El Bombazo (2012)
生まれた背景
1970年代以降、カルタヘナやバランキージャのアフロ系コミュニティで、アフリカから入ったレコードと地元のダンス文化が結びついて発展した。picóと呼ばれる大型サウンドシステムが重要で、街区ごとのパーティが音を育てた。
音楽的特徴の詳細
楽器シンセ、エレキギター、ベース、コンガ、ドラムマシン、声
リズム中速4/4、ピコ・サウンドシステム、ラップ・歌唱混合
発展
1980~90年代のセサル・カストロ、ルイス・トーレス、ヴィヴィアーノ・トーレスが世代を作り、2000年代のミスター・ブラック、エル・コラに継承された。2018年シャキーラ「Chantaje」など主流ポップへの引用でグローバル化が進む。
出来事
- 1975: カルタヘナのピコ文化成立
- 1991: 商業録音化
- 2001: 「Chuky Chuky」全国ヒット
- 2018: シャキーラ国際引用
派生・影響
ルンバ・コンゴレーズ、クンビア、レゲトン、現代カリブ・ヒップホップと交差。
日本との関係
豆知識
チャンペータはもともと刃物を指す言葉とも関係し、下層の若者文化への偏見を含んで使われた時期がある。いまではカルタヘナの誇る音楽文化として再評価されている。
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大型サウンドシステムのpicóは、ただ音を流す装置ではなく、地域ごとの絵柄や名前を持つ移動するクラブのような存在だった。 アフリカ音楽のレコードを現地の耳で受け直した歴史があるため、コロンビア音楽でありながら大西洋をまたぐ記憶を持つ。
影響・派生で結ばれたジャンル
系譜図を見る
感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
チャンペータが好きな人は、この6つも刺さる可能性が高いです。系譜図には出てこない、意外な隣人たち。
