チャンペータ
コロンビア・カリブ海岸カルタヘナ周辺のアフロ系コミュニティで生まれた、コンゴ系ルンバとアフロ・カリブが融合したストリート・ダンス音楽。
どんな音か
生まれた背景
1970年代以降、カルタヘナやバランキージャのアフロ系コミュニティで、アフリカから入ったレコードと地元のダンス文化が結びついて発展した。picóと呼ばれる大型サウンドシステムが重要で、街区ごとのパーティが音を育てた。
聴きどころ
ギターの反復フレーズと、ベースの跳ねを聴くとよい。歌は説明的というより、踊りを煽る。リズムが前へ転がり、コールや電子音が入ると、路上のスピーカー前の熱気が見えてくる。
発展
1980~90年代のセサル・カストロ、ルイス・トーレス、ヴィヴィアーノ・トーレスが世代を作り、2000年代のミスター・ブラック、エル・コラに継承された。2018年シャキーラ「Chantaje」など主流ポップへの引用でグローバル化が進む。
出来事
- 1975: カルタヘナのピコ文化成立
- 1991: 商業録音化
- 2001: 「Chuky Chuky」全国ヒット
- 2018: シャキーラ国際引用
派生・影響
ルンバ・コンゴレーズ、クンビア、レゲトン、現代カリブ・ヒップホップと交差。
音楽的特徴
楽器シンセ、エレキギター、ベース、コンガ、ドラムマシン、声
リズム中速4/4、ピコ・サウンドシステム、ラップ・歌唱混合
代表アーティスト
- Anne Swing
- Charles King
- Mr Black
代表曲
- El Serrucho — Mr Black (2010)
Maquina del Tiempo — Charles King (2000)
Mi Negra Rumbera — Anne Swing (2000)
El Liso — Anne Swing (1995)
El Bombazo — Mr Black (2012)
日本との関係
初めて聴くなら
入口は「El Serrucho — Mr Black (2010)」。より古いストリート感を聴くなら「El Liso — Anne スウィング (1995)」。展開の楽しさは「Maquina del Tiempo — Charles King (2000)」で分かる。
