ロンダリャ
フィリピンの民族音楽で、スペイン植民地時代に導入されたマンドリン族やルート系の小型撥弦楽器を編成したアンサンブル。
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ひとことで言うとフィリピンの民族音楽で、スペイン植民地時代に導入されたマンドリン族やルート系の小型撥弦楽器を編成したアンサンブル。
まずはこの曲からAtin Cu Pung Singsing ▶ YouTube
どんな音か
聴きどころ
バンドゥリアの高音域とラウドの中音域の『クロスフェード』がどう音を動かすか。各楽器のトレモロが一糸乱れず進むテンポ感。和声の動き(特に長調から短調への転調)がどの瞬間に起こるか。
初めて聴くなら
代表曲
- Atin Cu Pung Singsing (1960)
生まれた背景
ロンダリャはスペイン統治下のフィリピン(16世紀〜1898年)で、スペイン本国の楽器がもたらされ、地元の竹材加工技術と結合して発展した。カトリック教会のミサ音楽、公開集会、家庭の音楽として広がり、19世紀には各町ごとにロンダリャ楽団が組織された。
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独立後も、フィリピンの国民的音楽として学校教育に取り入れられ、現在でも地域フェスティバルの定番として演奏されている。
音楽的特徴の詳細
楽器バンドゥリア、ラウディ、オクタビーナ、バホ・デ・ウーニャス、ギターラ
リズムスペイン系2拍・3拍子、撥弦の細やかな合奏、フィリピン民謡編曲
発展
1920〜30年代にホセ・シルベストレ・モンサーラ・コンスタンシオ・デ・ギスマンらが芸術的編曲を行い、戦後は教育音楽として政府が普及を支援した。フィリピン大学・サント・トーマス大学のロンダリャ・グループが世界ツアーを行う。
出来事
- 16世紀: スペイン・トゥナ文化伝来。
- 1920年代: 芸術音楽化。
- 1955年: フィリピン国立ロンダリャ団結成。
- 1986年: 文化センター・ロンダリャ世界公演。
- 2010年代: 学校音楽プログラム拡充。
派生・影響
海外フィリピン人移民の文化アイデンティティ、ラテンアメリカのトゥナ・グループとの比較対象、現代フィリピン・ポップへの素材提供。
日本との関係
豆知識
影響・派生で結ばれたジャンル
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感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
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