ロックステディ
1966年頃のジャマイカでSkaから派生した、テンポを落としSoul感を増したスタイル。
まずはここから
ひとことで言うと1966年頃のジャマイカでSkaから派生した、テンポを落としSoul感を増したスタイル。
まずはこの曲からDesmond Dekker — 007 (Shanty Town) ▶ YouTube
代表的な人Alton Ellis
どんな音か
1960年代後半のジャマイカで成立した、Skaの後継・レゲエの先祖となる音楽。BPM 80〜100(Skaより遅く、レゲエに近い)。エレキギター(裏拍2&4にカッティング、Skaから継承)、エレキベース(メロディアスで前面に出る、Skaよりはるかに重要)、ドラム(2&4にスネアの「one drop」傾向)、ホーンセクション、男声ヴォーカル(2〜3声のハーモニー)。歌詞は英語(ジャマイカン・パトワ訛り)、テーマは恋愛、社会観察、ストリート、宗教。録音は明るく、ベースが太く前面。
このジャンルを特徴づける代表的なリズムパターン。再生ボタンでループ再生し、下のリズム譜で今どの拍が鳴っているかを確認できます。
聴きどころ
ベースのメロディアスな動きが Skaから劇的に変化したところ。Skaが「カッ・カッ・カッ・カッ」と裏拍を等しく刻むのに対し、ロックステディはベースが歌うような旋律を弾く。ハーモニー(2〜3声)の親密さ、特にBob Marley & The Wailersの三声(マーリー、ピーター・トッシュ、バニー・ウェイラー)の至福。
初めて聴くなら
1曲だけ聴くなら、Alton Ellis『Get Ready - Rock Steady』(1966)。ジャンル名となった曲。Bob Marley & The Wailers『Soul Rebel』(1970)、Toots & The Maytals『Bam Bam』(1966)、Desmond Dekker『イスラエルites』(1968)。
代表アーティスト
- Alton Ellis
- Desmond Dekker
- Ken Boothe
もっと見る(あと1件)
- The Paragons
代表曲
- Desmond Dekker — 007 (Shanty Town) (1967)
- Alton Ellis — Get Ready Rock Steady (1967)
- Alton Ellis — I'm Still in Love With You (1967)
もっと見る(あと2件)
- The Paragons — The Tide Is High (1967)
- Ken Boothe — Everything I Own (1974)
生まれた背景
1966〜68年のジャマイカ。Skaのテンポを下げてベースを強調する変化が起きた。
日本との関係
豆知識
「Rock Steady」という名前は、1966年のAlton Ellisの曲『Get Ready - Rock Steady』のタイトルから取られた。当時のジャマイカでは「rock steady」が「落ち着いて踊る」という意味で使われていた俗語。
影響・派生で結ばれたジャンル
系譜図を見る
感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
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