ランチェラ
20世紀メキシコで成立した、農村牧場(ランチョ)の感情を歌う愛と喪失の歌曲ジャンルで、マリアッチが伴奏する大衆歌の中核。
どんな音か
生まれた背景
聴きどころ
発展
1950~70年代にホセ・アルフレド・ヒメネスが300曲以上を作曲、メキシコ国民歌の定番となった。21世紀のリラ・ダウンズ、アレハンドロ・フェルナンデスが現代化し、女性パフォーマー(チャベラ・バルガス)による既存ジェンダー規範への異議申し立てもなされた。
出来事
- 1947: ホセ・アルフレド・ヒメネス作曲家デビュー
- 1957: ロラ・ベルトラン全盛
- 1991: チャベラ・バルガス再ブレイク
- 2014: リラ・ダウンズ・グラミー受賞
派生・影響
マリアッチ、ボレロ、ノルテーニョ、現代メキシコ・ポップ全般に影響。
音楽的特徴
楽器マリアッチ、ギター、声
リズムワルツ3/4・ポルカ2/4・ボレロ系、グリート叫び、メリスマ
代表アーティスト
- Pedro Infante
- José Alfredo Jiménez
- Chavela Vargas
- Vicente Fernández
- Lila Downs
代表曲
- Camino de Guanajuato — José Alfredo Jiménez (1955)
- El Rey — José Alfredo Jiménez (1971)
- Volver Volver — Vicente Fernández (1972)
- La Llorona — Chavela Vargas (1991)
- La Cucaracha — Lila Downs (2004)
日本との関係
初めて聴くなら
José Alfredo Jiménez『El Rey』で基本を。Vicente Fernández『Volver Volver』で、より大衆的なアプローチ。Chavela Vargas『La Llorona』で、女性ボーカル、別の感情表現。
豆知識
影響・派生で結ばれたジャンル
同じ時期・同じ地域で生まれた他のジャンル
- 古典メキシコ・ボレロ
