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ロック・メタル

モビーダ・マドリレーニャ

Movida Madrileña

マドリード / スペイン / 南欧 · 1980年〜

別名: La Movida / Madrid scene

フランコ独裁終焉後のマドリードで爆発した、自由の象徴となった若者音楽運動。

どんな音か

モビーダ・マドリレーニャは、独裁終焉後のマドリードで爆発した若者文化のサウンドだ。ニューウェイヴやシンセポップ、パンクが入り混じり、明るいシンセのフレーズと皮肉の効いた歌詞、夜遊びや性を率直に歌う開放感が特徴。抑圧から解き放たれた高揚感がそのまま音になっている。

生まれた背景

1975年のフランコ総統死去で長い独裁が終わり、自由を取り戻した若者たちが1980年前後のマドリードで一斉に動き出した。海外のパンクやニューウェイヴに刺激されたバンド、デザイナー、映画監督(アルモドバルら)が夜の街に集まり、芸術と娯楽が一体の爆発的なシーンを作った。

聴きどころ

けばけばしいシンセのフレーズと、軽快で時に投げやりなボーカルの対比が楽しい。パンク由来のシンプルな疾走感と、シンセポップの洗練が同居している点に注目。メカノになるとアレンジが格段に凝り、ポップとしての完成度が高まる。

発展

アラスカ・イ・ロス・ペガモイデスやラディオ・フトゥラがシーンの先頭を走り、メカノはより洗練されたシンセポップで国際的なヒットを飛ばした。テレビやラジオを通じて運動は全国へ広がった。

出来事

  • 1980年: ラディオ・フトゥラが「Enamorado de la Moda Juvenil」を発表する。
  • 1982年: アラスカ・イ・ロス・ペガモイデスの「Bailando」がシーンを象徴する曲となる。
  • 1986年: メカノの「Hijo de la Luna」が国際的ヒットになる。

派生・影響

1980年代後半に熱気は落ち着いたが、メカノら一部はラテンアメリカでも成功し、その後のスペイン・ポップやインディーシーンの土台となった。

音楽的特徴

楽器シンセサイザー、エレクトリックギター、ベース、ドラムマシン、ドラムス

リズムニューウェイヴ/シンセポップの軽快な4つ打ち、パンク由来のシンプルな疾走感

代表アーティスト

  • Alaska y los Pegamoidesスペイン · 1979年〜1983
  • Radio Futuraスペイン · 1979年〜1992
  • Mecanoスペイン · 1981年〜1992

代表曲

日本との関係

同時期の日本のテクノポップやニューウェイヴ(YMO以降の流れ)と空気感が近く、80年代シンセポップ好きには違和感なく入れる。アルモドバル映画を入り口にこの音楽へたどり着く日本のファンも多い。

初めて聴くなら

メカノの「Hijo de la Luna」がメロディも美しく国際的ヒットでもあり入りやすい。シーンの初期衝動を感じたいならアラスカ・イ・ロス・ペガモイデスの「バイラndo」へ。

豆知識

映画監督ペドロ・アルモドバル自身もこの運動の中心人物で、初期はバンド活動も行っていた。モビーダは音楽だけでなく映画やデザインを含む総合的な文化爆発だった。

影響・派生で結ばれたジャンル

モビーダ・マドリレーニャを中心とした近傍図。中心と直接結ばれるエッジが強調表示されます。

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