ミサ・クリオージャ
ラテンアメリカの民俗音楽語法でミサ通常文を歌う、20世紀後半の典礼音楽運動。
まずはここから
ひとことで言うとラテンアメリカの民俗音楽語法でミサ通常文を歌う、20世紀後半の典礼音楽運動。
まずはこの曲からAriel Ramírez — Misa Criolla - Agnus Dei ▶ YouTube
代表的な人Ariel Ramírez
どんな音か
聴きどころ
合唱の和音だけでなく、リズムの種類に耳を向けたい。Kyrieでは旋律の揺れと祈りの暗さ、Gloriaでは拍の推進力、Sanctusでは祝祭的な響きが前に出る。声が民俗楽器に乗る瞬間、教会の響きがホールや大地の音へ開くように感じられる。
初めて聴くなら
まず「Misa Criolla: Kyrie — Ariel Ramírez (1964)」で、祈りの旋律と打楽器の距離を聴く。続けて「Misa Criolla: Gloria — Ariel Ramírez (1964)」を聴くと、同じミサの中で静けさと祝祭がどう変わるか分かる。作品全体で聴くならSanctusやCredoまで通したい。
代表アーティスト
- Ariel Ramírez
代表曲
- Ariel Ramírez — Misa Criolla - Agnus Dei (1964)
- Ariel Ramírez — Misa Criolla - Credo (1964)
- Ariel Ramírez — Misa Criolla - Gloria (1964)
もっと見る(あと4件)
- Ariel Ramírez — Misa Criolla - Kyrie (1964)
- Ariel Ramírez — Misa Criolla - Sanctus (1964)
- Ariel Ramírez — Misa Criolla: Gloria (1964)
- Ariel Ramírez — Misa Criolla: Kyrie (1964)
生まれた背景
1960年代のアルゼンチンで、Ariel Ramírezが作った《Misa Criolla》が象徴的な作品となった。第2バチカン公会議以後、典礼で各地の言語や音楽を取り入れる流れが強まり、ラテン語だけでなくスペイン語、地域の民俗音楽の語法が教会音楽に入っていった。
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信仰と地域文化を同じ声で歌おうとした時代の作品である。
音楽的特徴の詳細
楽器声、ギター、チャランゴ、ボンボ・レグエロ、ケーナ、シーク、合唱
リズムチャカレラ、カルナバリート、ビダラ等の民俗リズム、母語典礼
発展
ラミレス『ミサ・クリオージャ』とアリエル・ラミレス&フェリックス・ルナ『Navidad Nuestra』が国際的に普及、後にニカラグアの『Misa Campesina』(1975)など解放の神学系作品が続いた。メキシコのMariachi Mass、ブラジルのBossa Massなど地域変種が世界に広がった。
出来事
- 1962-65: 第2バチカン公会議、母語典礼承認
- 1964: アリエル・ラミレス『Misa Criolla』録音・発表
- 1975: カルロス・メヒア・ゴドイ『Misa Campesina Nicaragüense』
- 1987: ヨハネ・パウロ2世来比中の典礼でラテン民俗ミサ普及
派生・影響
現代カトリック典礼音楽の文化適応モデルとして、アジア・アフリカの土着化典礼運動にも雛型を与えた。Nueva Canción・宗教民俗音楽との相互浸透も顕著。
日本との関係
豆知識
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宗教曲でありながら、地域の声を前面に出した作品でもある。
影響・派生で結ばれたジャンル
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感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
ミサ・クリオージャが好きな人は、この6つも刺さる可能性が高いです。系譜図には出てこない、意外な隣人たち。
