マラカトゥ
ブラジル北東部ペルナンブーコ州のアフロ・ブラジル系コミュニティが保持する、王宮行列を擬した儀礼的カーニバル音楽。
まずはここから
ひとことで言うとブラジル北東部ペルナンブーコ州のアフロ・ブラジル系コミュニティが保持する、王宮行列を擬した儀礼的カーニバル音楽。
まずはこの曲からChico Science — A Praieira ▶ YouTube
代表的な人Chico Science
どんな音か
聴きどころ
ドラムのポリリズムのどれかに意識を固定すると、全体が一転して聴こえる。メストレの歌唱は、古い奴隷制への怒りと、現代の不公正への訴えを同時に発する力強さ。Chico Scienceの『A Praieira』では、ギター・シンセの現代性と、ドラム・コーラスの伝統が衝突・共存する。.
初めて聴くなら
Chico Scienceの『マラカトゥ Atômico』。1990年代の録音で、モダンなプロダクション。maracatuの本質的なリズムを保ちながら、ロック・エレクトロニック要素が加わっているため、初心者にも入りやすい。その後、より伝統的な録音(ペルナンブーコ地方のカーニバル映像)を聴くと、スタイルの時間軸が見える。
代表アーティスト
- Chico Science
代表曲
- Chico Science — A Praieira (1994)
- Chico Science — Maracatu Atomico (1996)
生まれた背景
音楽的特徴の詳細
楽器アルファイア、カイシャ、タロル、アゴゴ、ガンザ、合唱
リズム強い4/4ステディ、女性合唱、行進儀礼
発展
1990年代のシコ・サイエンス&ナサオン・ズンビが「マンゲ・ビート」運動でマラカトゥを電化し、現代ロック・ジャズと融合した。2014年にナサオン・パイ・アジューン、エストレラ・ブリリャンテがユネスコ候補リスト入り。
出来事
- 1850: アフロ・ブラジル王国擬式
- 1888: 奴隷解放
- 1992: シコ・サイエンス&ナサオン・ズンビ結成
- 2014: ユネスコ候補リスト
派生・影響
サンバ・ヘッジ、ブラジル・ファンク、マンゲ・ビート、世界的パーカッション・アンサンブルに影響。
日本との関係
豆知識
影響・派生で結ばれたジャンル
系譜図を見る
感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
マラカトゥが好きな人は、この6つも刺さる可能性が高いです。系譜図には出てこない、意外な隣人たち。
