北アフリカ
モロッコ・アルジェリア・チュニジア・エジプトなど。Raï、Chaâbi、Gnawaなどが盛んな地域。
ジャンル
伝統・民族ライ
1920年代以降にアルジェリア西部で発展し、80年代にエレクトリック化したアラブ系大衆音楽。
伝統・民族シャアビー(エジプト)
1970年代カイロ庶民街区で生まれた、社会批評と諧謔を含む下町歌謡で、後のマハラガナートの直接の母体。
伝統・民族カビル音楽
アルジェリア北部カビル地方のアマジグ系カビル人による独自言語タカビリト・カビル語の歌で、政治・郷愁・抒情を高度な詩で歌う。
伝統・民族アルジェリア・シャアビ
20世紀初頭アルジェ旧市街(カスバ)で、エル・ハッジ・ムハメッド・エル・アンカが伝統ガルナーティを民衆風に再構築して創始した都市民衆古典。
伝統・民族モロッコ・シャアビ
「人民の」を意味するシャアビは、モロッコの市場・酒場・結婚式で歌われる都市民衆音楽の総称で、アラビア方言ダリージャの即興と社会風刺を特徴とする。
伝統・民族サイディ音楽
上エジプト(サイード)農民社会の祝祭音楽で、ミズマール(オーボエ系笛)とタブラの強烈な野外音響が特徴。
伝統・民族メズーエド
チュニジアのバグパイプ「メズーエド」を主役にした、農村起源の民衆ダンス音楽。
宗教・霊歌グナワ
モロッコのスーフィー的儀式音楽。Guembri(リュート)と鉄製カスタネット(qraqeb)が特徴。
古典チュニジア・マルーフ
チュニジアが継承するアンダルシア古典の地方様式で、ヌーバ組曲を独自に編成した宮廷由来の伝統。
宗教・霊歌ハドラ
北アフリカ・中東のスーフィー教団で行われる、集団詠唱と身体運動による礼拝集会。
古典アンダルシア古典(ヌーバ)
9~15世紀イベリア半島アル・アンダルスで成立し、レコンキスタ後にマグレブ諸都市が継承した、組曲ヌーバを基本単位とするアラブ古典音楽。
宗教・霊歌コプト聖歌
エジプトのコプト正教会で伝承される古代エジプト・ギリシャ起源を持つキリスト教典礼歌。
伝統・民族アマジグ音楽
北アフリカ先住民アマジグ(ベルベル)諸民族の集団歌舞群で、リフ、アトラス、サハラ各地域に独自の様式が伝わる。
伝統・民族ヌビア音楽
ナイル川上流の古代ヌビア人(現エジプト・スーダン国境地帯)に伝わる、独特のヌビア語旋律と五音音階を保持する民族音楽。