サレジー
マダガスカル北西部サカラヴァ族の儀礼音楽から発展した、6/8ベースの高速複合リズムを核とした島の代表的ダンス音楽。
まずはここから
ひとことで言うとマダガスカル北西部サカラヴァ族の儀礼音楽から発展した、6/8ベースの高速複合リズムを核とした島の代表的ダンス音楽。
まずはこの曲からJaojoby — E! Tiako ▶ YouTube
代表的な人Jaojoby
どんな音か
サレジーは、マダガスカル北西部から広がった高速のダンス音楽。6/8系の複合リズムが細かく弾み、ギター、アコーディオン、打楽器、コーラスが明るく絡む。曲は軽快だが、リズムの層はかなり複雑で、腰と足を同時に動かすような推進力がある。Jaojobyはこの音楽を国際的に知らしめた代表的人物である。
聴きどころ
拍をまっすぐ数えようとすると迷いやすいので、大きな揺れに身体を預ける。ギターの細かい刻み、ベースの跳ね、コーラスの返しが、それぞれ違う角度から同じ踊りを支える。テンポは速いが音色は明るく、重く押すより軽く回転する感覚がある。ライブ映像を見ると、リズムの意味が一気に分かりやすくなる。
初めて聴くなら
代表アーティスト
- Jaojoby
代表曲
- Jaojoby — E! Tiako (1993)
- Jaojoby — Velono (2005)
- Jaojoby — Salegy Be (1990)
もっと見る(あと2件)
- Jaojoby — Tay Karam (2000)
- Jaojoby — Salegy Power (2010)
生まれた背景
サカラヴァ系の儀礼音楽や地域の踊りを土台に、1960年代以降、電気楽器とポップ編成を取り入れて発展した。都市化、ラジオ、カセット流通によって島内で広まり、やがてマダガスカルを代表するダンス音楽として認識された。
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アフリカ大陸、インド洋、東南アジア的な要素が混ざる島の歴史も響きに表れている。
音楽的特徴の詳細
楽器アコーディオン、エレキギター、ベース、カイアンバ、ジェンベ、声
リズム高速6/8、3対2の複合、コール&レスポンス
発展
1960~70年代にジョスマン・ピヴェールがエレキ化を進め、1990年代エウセブ・ジャオロが国際フェスに登場。2000年代以降ジャジロ、レジ・グベール、マダム・サラ・ンディアらが世代を更新。コンゴ系ルンバや東アフリカ・ベンガとの交差も進んだ。
出来事
- 1960s: ジョスマン・ピヴェール電化
- 1992: エウセブ・ジャオロ仏ツアー
- 2010: ジャジロ国際フェス進出
- 2018: ユネスコ無形文化遺産候補リスト
派生・影響
ツァピカ、ヒラ・ガシ、ベンガ、ルンバ・コンゴレーズと交差。
日本との関係
豆知識
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明るさの裏に土地の記憶がある音楽である。
影響・派生で結ばれたジャンル
系譜図を見る
感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
サレジーが好きな人は、この6つも刺さる可能性が高いです。系譜図には出てこない、意外な隣人たち。
