ニュービート
EBMやアシッドを重く減速させた、テクノ前夜のベルギー製電子ダンス音楽。
まずはここから
ひとことで言うとEBMやアシッドを重く減速させた、テクノ前夜のベルギー製電子ダンス音楽。
まずはこの曲からA Split-Second — Flesh ▶ YouTube
代表的な人A Split-Second
どんな音か
ニュービートは、EBMやアシッドハウスのレコードを115BPM前後にまで減速させたような、重く引きずるビートを持つベルギーの電子ダンス音楽だ。低く歪んだ声、無機質なシンセ、ずしりと踏みつける4つ打ちが特徴で、暗く催眠的な雰囲気をまとう。速さではなく重さとグルーヴで踊らせる音だ。
聴きどころ
初めて聴くなら
コンフェッティーズの「The Sound of C」が、ニュービートのキャッチーさと重さを一度に伝える標準形で入りやすい。
代表アーティスト
- A Split-Second
- Confetti's
- Lords of Acid
代表曲
- A Split-Second — Flesh (1986)
- Lords of Acid — I Sit on Acid (1988)
- Confetti's — The Sound of C (1988)
生まれた背景
1987年頃、ベルギーのクラブでDJが既存のEBMやインダストリアル、アシッドの45回転盤を遅い回転でかける遊びから偶然生まれたとされる。この独特の遅さと重さが受け、専用の楽曲が量産されて全土で大流行した。
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industrial/EBMからヨーロッパのテクノ・レイヴ文化へ橋渡しする役割を果たした。
音楽的特徴の詳細
楽器シンセサイザー、ドラムマシン、サンプラー、シーケンサー、ベースシンセ
リズム約115BPM前後の重く踏みつけるような4つ打ち、引きずるようなグルーヴ
発展
コンフェッティーズの「The Sound of C」のようなヒット曲が生まれ、ロード・オブ・アシッドやア・スプリット・セカンドらがシーンを牽引した。短命なブームだったが、後のベルギー製テクノ(ニュービート由来のレーベル群)に直接つながった。
出来事
- 1986年: ア・スプリット・セカンドの「Flesh」がシーンの原型となる。
- 1987年: ベルギーのクラブでニュービートが流行し始める。
- 1988年: コンフェッティーズの「The Sound of C」が大ヒットする。
派生・影響
ニュービートのプロデューサーや制作環境は、1990年代初頭の激しいベルギー・テクノやハードコア、レイヴへと発展していった。ヨーロッパの電子ダンス音楽史における重要な過渡期とされる。
日本との関係
豆知識
ニュービート誕生の逸話として、A・スプリット・セカンドの「Flesh」を45回転盤として33回転に近い遅さでかけたところクラブで大受けした、という話がよく語られる。偶然のDJプレイが一つのジャンルを生んだ。
影響・派生で結ばれたジャンル
系譜図を見る
感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
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