ムニェイラ
ガリシアの6/8拍子舞踏音楽。
どんな音か
6/8拍子のリズムが特徴で、三拍子の踊りながらも、軽快さが失われない。主要楽器はパイプ(ガイタ)で、その上に打楽器(ボトラーナという太鼓、タンバリン)が重なる。ボーカルが加わることもあるが、器楽が中心。メロディはケルト的な旋法を持つことがあり、弦楽器も時代によって加えられている。スタジオ録音では、民族音楽としての格調が意識され、音質は澄んでいることが多い。
生まれた背景
聴きどころ
6/8拍子の流動感。二拍子の踊りながらも、三拍子的な柔軟性がどのように表現されるか。パイプ(ガイタ)の音色。弦楽器との組み合わせ。歌詞がある場合、その物語性。スタジオ録音とライブパフォーマンスの違い。
発展
20世紀末のCarlos Núñez、Milladoiroらにより国際化。Celtic Connectionsの一翼として現代にも継承される。Real Filharmonía de Galiciaが管弦楽編曲も発表。
出来事
- 1976: Milladoiro結成
- 1996: Carlos Núñez『A Irmandade das Estrelas』
- 2008: ガリシア・バグパイプ祭典創設
派生・影響
アストゥリアスJota、Celtic Rockへの影響。
音楽的特徴
楽器ガイタ・ガレガ(バグパイプ)、タンボリル、パンデイレタ
リズム6/8、規則的アクセント
代表アーティスト
- Milladoiro
- Carlos Núñez
代表曲
- O Berro Seco — Milladoiro (1979)
Muñeira de Chantada — Carlos Núñez (1996)
日本との関係
初めて聴くなら
Carlos Núñez『ムニェイラ de Chantada』(1996)。ガリシアの伝統とニューエイジ的なプロデュースの融合を聴く。より素朴で民族音楽的なアプローチなら、Milladoiro『O Berro Seco』(1979)。ガリシアの音楽学生グループによる、格調高い解釈。
豆知識
影響・派生で結ばれたジャンル
同じ時期・同じ地域で生まれた他のジャンル
- 伝統・民族ホタ
