クルラオ
コロンビア・エクアドル太平洋沿岸のアフロ系コミュニティが保持する、マリンバ(木琴)とコール・レスポンスを核とした祭礼音楽。
まずはここから
ひとことで言うとコロンビア・エクアドル太平洋沿岸のアフロ系コミュニティが保持する、マリンバ(木琴)とコール・レスポンスを核とした祭礼音楽。
どんな音か
聴きどころ
マリンバの『木の共鳴感』。各撥が独立したリズムラインを持つ『ポリメトリック』な複雑性。コール・レスポンスの『非完全な同期』(返答が『遅れて』入ることで生まれる『時間的厚み』)。太鼓のポリリズムが楽器群全体とどう『衝突』するか。
初めて聴くなら
生まれた背景
クルラオはコロンビア・エクアドル太平洋沿岸のアフロ系住民(奴隷制度の継承者)が発展させた音楽で、17〜18世紀の奴隷貿易から続く、アフリカ・スペイン・先住民の三重融合音楽である。植民地時代から地元コミュニティの祝い・葬式の音楽として位置づけられ、20世紀にはコロンビア・エクアドルの『民族文化象徴』として公式化された。
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1980年代以降、アフロ・ディアスポラ文化の『再発見』ブームに乗って、国際的認知度が上昇した。
音楽的特徴の詳細
楽器マリンバ・デ・チョンタ、ボンボ、クナ、ギャサ、女性合唱
リズム高速6/8、輪舞、女性主導合唱
発展
1990年代以降ペレグリーノ・ディオセス、グルーポ・カナルテ、エクアドルのオセアン・マルティネスが商業録音化し、2010年代にはチョンタドゥロ・ジャズなど現代化が進んだ。2010年にユネスコ無形文化遺産候補リスト入り。
出来事
- 1851: コロンビア奴隷解放
- 1991: 新憲法でアフロ系認知
- 2010: ユネスコ候補リスト
- 2015: ボゴタ・カリ・現代化フェス
派生・影響
アフリカ系木琴伝統、コロンビア・ジャズ、現代世界音楽と交差。
日本との関係
豆知識
影響・派生で結ばれたジャンル
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感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
クルラオが好きな人は、この6つも刺さる可能性が高いです。系譜図には出てこない、意外な隣人たち。
