ラテン・カリブ

ソカ

Soca

トリニダード・トバゴ / カリブ海 · 1973年〜

別名: Soul Calypso

1970年代トリニダードでロード・ショーティーがカリプソとファンク・ソウルを融合させて生み出した、カーニバルの中心となる現代ダンス音楽。

どんな音か

BPM は 120〜 160 で、身体が『 compulsively 踊らされる』テンポ。リズムは カリプソ の 4 ビート系を更に速く syncopate し、『ずっと揺れている』という感覚。楽器は steel drum・brass・electronic drum・synth bass が layer され、『ポップな明るさ』と『ダンスフロア的な圧力』が同時存在。ボーカルは often call-and-response 形式で、大衆を巻き込む design。歌詞は party・愛・祝祭を theme とし、『陰鬱さ』を拒否。

生まれた背景

1973 年、Trinidad の Ras Shorty I がリード・ショーティーのあだ名で カリプソ と Funk・Soul を融合させて Soca を創始。当初は experimental だったが、 Trinidad Carnival の中核音楽として瞬く間に確立。1980 年代にはスーパースターの Machel Montano が登場し、『 Soca の王 』として国際的知名度を獲得。現在も Carnival season の音楽として中心的存在。

聴きどころ

リズムの『ずっと揺れている』感覚、brass section のタイミング、ボーカルの『call-and-response』の effective さ。特に『全員で歌う』瞬間の達成感。

発展

1980年代のアロー、デイヴィッド・ラダー、1990年代のマシン・ガン・ファンク、マチェル・モンタノが世代を更新し、毎年カーニバル前にカリベ・チャートを更新する大量新作リリースの構造が確立した。21世紀のクシン・タピアらは現代EDMと融合する。

出来事

  • 1973: ロード・ショーティー「Endless Vibrations」
  • 1983: アロー「Hot Hot Hot」
  • 1995: マシン・ガン・ファンク全盛
  • 2010: マチェル・モンタノ世界ツアー

派生・影響

カリプソ、チャットニー・ソカ、レゲエ、現代EDMと相互影響。

音楽的特徴

楽器ドラムマシン、シンセ、ホーンセクション、声

リズム高速4/4キック、群衆煽動句、ホーン・リフ

代表アーティスト

  • Arrowモントセラト · 1971年〜2010
  • Machel Montanoトリニダード・トバゴ · 1982年〜

代表曲

日本との関係

日本では world music ファン以外の認知は薄く、Carnival video を通じて『陽気なカリブ音楽』程度の理解に留まる。

初めて聴くなら

Arrow『Hot Hot Hot』(1983)は『古典的 soca』として明確で、『Like Ah Boss』で Machel による contemporary version を経験。

豆知識

Soca と カリプソ の『乗り分け』は時代とともに流動的で、『どれが soca か calypso か』という区別は音楽学的にはあいまいと言える。むしろ Trinidad Carnival という『イベント』の内部で機能する音楽の総称として理解すべき。

影響・派生で結ばれたジャンル

ジャンル関係図1790年代1840年代1970年代ソカソカガリフナ・プンタガリフナ・プンタカリプソカリプソ凡例派生影響同系統
凡例
派生影響同系統
ソカを中心とした近傍図。中心と直接結ばれるエッジが強調表示されます。

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