ビクトゥシ
カメルーン中央部ベティ系民族の伝統舞踊から発展した、6/8リズムを軸にしたエレキギター中心の高速ダンス音楽。
まずはここから
ひとことで言うとカメルーン中央部ベティ系民族の伝統舞踊から発展した、6/8リズムを軸にしたエレキギター中心の高速ダンス音楽。
まずはこの曲からLes Têtes Brûlées — Hot Heads ▶ YouTube
代表的な人Les Têtes Brûlées
どんな音か
ビクトゥシは、カメルーン中央部のベティ系伝統舞踊から発展した高速ダンス音楽。6/8系のリズムが細かく跳ね、エレキギターは打楽器のように鋭く刻む。Les Têtes Brûléesの音は荒く、ギターのフレーズが身体をせき立て、歌とコーラスが熱い踊りの輪を作る。
聴きどころ
6/8の跳ねを頭で数えるより、ギターの刻みと足の動きを感じるとよい。低音よりも中高域のギターがリズムを作り、打楽器と一体になる。曲が速くなるほど、旋律よりリズムの網に身体が入っていく。
初めて聴くなら
代表アーティスト
- Les Têtes Brûlées
代表曲
- Les Têtes Brûlées — Hot Heads (1987)
- Les Têtes Brûlées — Esan (1989)
- Les Têtes Brûlées — Lobé (1988)
もっと見る(あと2件)
Les Têtes Brûlées — Bikutsi Power (1992)- Les Têtes Brûlées — Mbe Ke Loi Lon (1987)
生まれた背景
もともとはベティ系女性の踊りや儀礼に関わる音楽だったが、1980年代に電化され、都市のダンス音楽として広まった。Les Têtes Brûléesは顔を白く塗った強烈なビジュアルと、伝統リズムをロック的に電化した演奏で国際的にも知られた。
音楽的特徴の詳細
楽器エレキギター、ベース、ドラム、バラフォン、声
リズム高速6/8、強いダウンビート、コール&レスポンス
発展
1990年代にはアン・マリー・ンジエやKタイノ、ロイズ・ベベがそれぞれ路線を提示し、マコッサと並ぶカメルーン国民音楽となった。2000年以降はクペ・デカレやンドンボロとの混淆が進む。
出来事
- 1987: レ・テット・ブリュレ『Hot Heads』
- 1990s: アン・マリー・ンジエ全盛期
- 2000s: ビクトゥシ・ヒップホップ登場
派生・影響
マコッサ、ンドンボロ、クペ・デカレと交差し、現代カメルーン・ヒップホップの素材源にもなる。
日本との関係
豆知識
ビクトゥシは大地を叩く、足で踏むというニュアンスを持つ言葉とされる。音を聴くだけでなく、足の動きと結びつけると、ギターがなぜあれほど打楽器的に鳴るのかが分かる。
影響・派生で結ばれたジャンル
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