古典

バリガムラン

Balinese Gamelan

バリ島 / インドネシア / 東南アジア · 1300年〜

別名: Gong Kebyar

バリ島の鋭く激しい青銅打楽器合奏。儀礼と芸術の中核。

概要

バリ島で発達した、ジャワとは対照的に明るく鋭い音色と速い拍を特色とするガムラン。村の寺院の儀礼に深く結びつき、ゴング・クビャル(20世紀の華やか様式)・ガムラン・スマル・パグリンガン(宮廷古典)・ガムラン・アンクルン(葬礼用)など多数の様式が共存する。

背景

ジャワ・マジャパヒト王国の文化遺産がバリに渡って独自に発展し、村のバンジャール(共同体)を主体とする組織で継承された。ヒンドゥー儀礼と密接に結びつき、寺院祭・通過儀礼・葬礼に欠かせない。

発展

1915年頃に北部バリで誕生したゴング・クビャル様式が爆発的に流行し、20世紀バリ音楽の代表となった。コラック・スター(1928年)・I・ニョマン・ワトラ・I・ワヤン・ロトリンらが革新を進め、戦後はI・ワヤン・サディアら作曲家が新作を作り続けている。

出来事

  • 13世紀: マジャパヒト文化のバリ伝来。
  • 1915年: ゴング・クビャル様式誕生。
  • 1928年: コラック・スター録音。
  • 1971年: バリ国立芸術アカデミー設立。
  • 2015年: 9つのバリ舞踊がユネスコ無形文化遺産登録。

派生・影響

ケチャ(影絵芝居の合唱)・ジョゲッ・ブンブン(竹筒ガムラン)、世界の現代作曲家(ベンジャミン・ブリテンら)の作品に影響を与えた。

音楽的特徴

楽器ゴング・クビャル、レヨン、ガンサ、ジェゴグン、クンダン、スリン

リズムコテカン(交差リズム)、急激なテンポ変化、ペロッグ・スレンドロ音律

代表アーティスト

  • I Wayan Lotringインドネシア · 1920年〜1983
  • I Nyoman Wentenインドネシア · 1965年〜

代表曲

関連ジャンル

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