センバ
ブラジル・サンバの祖先とされるアンゴラの伝統舞踊音楽で、独立後の都市ルアンダで電化されたバンド・ジャンルでもある。
概要
「センバ」はキンブンドゥ語で「腹のぶつかり合い(ウンビガダ)」を意味する求愛舞踊。ジンガ系コール&レスポンスの歌、ディコンザ太鼓、現代ではエレキギターとアコーディオン、ホーンが加わる。
背景
16~19世紀の大西洋奴隷貿易でアンゴラ人がブラジル北東部に運ばれ、サンバ(ブラジル)の発生源の一つとなった。本国アンゴラでも農村の祝祭・葬儀で踊り続けられ、20世紀後半の独立闘争とMPLA政権の文化政策で国民音楽として制度化された。
発展
1960~70年代にブンガ、N'goma Jazz、Africa Showらが電化バンド化し、独立宣言の1975年以降にも歌詞を更新しながら国民音楽の地位を保った。1990年代以降のキゾンバ(ロマンティック・スロー)やクドゥロ(高速エレクトロ)はセンバを源流にする。
出来事
- 16世紀: 大西洋奴隷貿易でアンゴラ人がブラジルへ
- 1960: ブンガ結成
- 1975: アンゴラ独立、文化政策で国民音楽化
- 2000: キゾンバ国際化
派生・影響
ブラジル・サンバの源流の一つ。キゾンバ、クドゥロを派生。
音楽的特徴
楽器ディコンザ、エレキギター、アコーディオン、ホーン、声
リズムウンビガダ求愛舞踊、3拍2拍混合、コール&レスポンス
代表アーティスト
- Bonga
代表曲
- Mona Ki Ngi Xica — Bonga (1972)YouTube で検索