クドゥロ
1990年代アンゴラ・ルアンダの戦時郊外で生まれた、超高速の打ち込みリズムとエネルギッシュなラップ・ダンスのアフロ・エレクトロ・ジャンル。
概要
BPM140以上のキックと跳ねるパーカッション、シンセ・ミニマルな上モノ、ポルトガル語/キンブンドゥ語の叫ぶようなラップが特徴。ダンスは身体障害をも踊りに転化するムービー(クドゥロ・ダンス)を含む。
背景
アンゴラ内戦末期(1990年代)の電力不足と物資欠乏の中、青年たちが格安PCとサンプラーで作ったホーム・スタジオ音楽として始まった。地雷被害者の踊りに着想を得たと言われ、戦後社会の身体性と祝祭性を体現する。マスター・ジェイ、トニ・アマド、コラ・ボーイらが先駆者。
発展
2000年代後半リスボン経由で欧米クラブに広まり、ムウラチェ&マルファラ、バトイダンサ、DJマルファラなどポルトガル系アンゴラ二世が国際展開した。M.I.A.「Bucky Done Gun」やマドンナ「Bitch I'm Madonna」(2015年に当該リズム引用)を介してメインストリームと接合した。
出来事
- 1994: 初期マスター・ジェイがDJセット
- 1996: トニ・アマド名作
- 2007: ブラリア『ソウ・キング・ンサンジ』
- 2015: マドンナがクドゥロ風楽曲を発表
派生・影響
センバから派生してクドゥロが成立。バトイダ、UKフック・テクノと交差。
音楽的特徴
楽器ドラムマシン、サンプラー、PC、声
リズム140+ BPM、跳ねるパーカッション、叫ぶラップ
代表アーティスト
- Tony Amado
- Buraka Som Sistema
代表曲
- Amba — Tony Amado (1996)YouTube で検索
- Kalemba (Wegue Wegue) — Buraka Som Sistema (2008)YouTube で検索
- Sound of Kuduro — Buraka Som Sistema (2008)YouTube で検索