宗教・霊歌

御神楽

Mikagura (Imperial Court Shinto Music)

京都・東京(賢所) / 日本 / 東アジア · 850年〜

宮中賢所で行われる神事音楽で、最も古典的・典礼的な神楽様式。

概要

宮内庁式部職楽部により、毎年12月の御神楽の儀(賢所御神楽)で奏される。和琴・神楽笛・篳篥・拍子・本拍子という限定編成で、『庭燎(にわび)』『阿知女作法(あちめのさほう)』『早歌(はやうた)』など儀式次第に従い演奏される。

背景

9世紀以降の宮中行事として整備され、天皇祖先神アマテラスを祀る賢所での祭祀の中心音響となった。一般神社の里神楽と区別される厳粛な様式を保ち、千年以上にわたり宮中典礼の中で継承されてきた。

発展

平安朝以降、楽家(多家・安倍家ら)の家元継承で技法と曲目が保持された。明治維新以降は宮内省式部職楽部に統合・整理され、戦後は皇室典範下で公的祭祀音楽として継続している。

出来事

  • 1002: 御神楽の儀、現存最古確認
  • 1870: 宮内省雅楽局設置、神楽伝承公的化
  • 1955: 宮内庁楽部、無形文化財指定

派生・影響

雅楽歌物、催馬楽など宮廷声楽伝統の母胎となり、現代雅楽団体(伶楽舎ら)の復元レパートリーにも影響。

音楽的特徴

楽器和琴、神楽笛、篳篥、本拍子、拍子

リズム限定編成、儀式次第、自由拍節と固定拍節の混成

代表アーティスト

  • 宮内庁式部職楽部日本 · 701年〜

代表曲

関連ジャンル

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