マコッサ
1950年代カメルーン・ドゥアラのバール音楽から発展し、都市的なホーン・ベース駆動の踊れるアフロ・ファンク・ジャンル。
概要
強い4拍子のベース・キック、ホーンセクションのリフ、エレキギターのアフロ・ファンキーな短いフレーズ、ドゥアラ語と仏語のヴォーカルが特徴。バンド規模は10名前後となることが多い。
背景
ドゥアラ語の「コッサ(踊る)」を語源とし、1950年代に港湾都市ドゥアラのバールでハイライフ・ハイライト系バンドから派生した。1970年代に米国スタジオ録音技術が入り、マニュ・ディバンゴが1972年「ソウル・マコッサ」で世界的ヒットを飛ばし、後のディスコ・ハウスにサンプリング素材を提供することになる。
発展
1980年代にはサム・フォン、トト・ギロン、ジャン・ミシェル・ベゾがエレクトロ化を進め、フランスのCAMアフリカン・スタジオで洗練された。フェラ・クティのアフロビートとは異なる、より明るく踊り志向の中部アフリカン・ファンクとして定着した。
出来事
- 1972: マニュ・ディバンゴ「ソウル・マコッサ」
- 1982: 「ソウル・マコッサ」をマイケル・ジャクソンがサンプリング
- 1989: サム・フォン『M'a Ma Africa』
- 2009: マニュ・ディバンゴvs.ジャクソン著作権訴訟
派生・影響
ハイライフ、米ファンク、ディスコ、ハウスと相互影響。マイケル・ジャクソン「ワナ・ビー・スタートゥ・サムシン」のフックは「ソウル・マコッサ」由来。
音楽的特徴
楽器ホーンセクション、エレキギター、ベース、ドラム、声
リズム強い4/4、ベース駆動、ホーン・リフ
代表アーティスト
- Manu Dibango
代表曲
- Soul Makossa — Manu Dibango (1972)YouTube で検索
- Big Blow — Manu Dibango (1976)YouTube で検索