ポップ

イスラエル宗教ポップ

Israeli Religious Popular Music

イスラエル / 西アジア · 1960年〜

1970年代以降のイスラエルで成立した、ユダヤ教宗教歌詞をポップ・ロック語法で歌う商業ジャンル。

概要

シェロモ・カルレバッハ(1925-1994)のフォーク神秘主義歌、エヤル・ゴラン、メイル・バナイ、イシャイ・リボらが代表。シナゴーグ典礼テキストやユダヤ哲学テーマを、ロック・ヒップホップ・エレクトロニカで歌う。世俗イスラエル人にも宗教派にも受容される独特の越境音楽。

背景

シオニスト国家建設の世俗的傾向と、1967年六日戦争後の宗教覚醒の中で、宗教派若者が世俗音楽の語法を採り入れて自己表現する動きが生まれた。ハシディズム・ニグンと米国フォークの双方を吸収したカルレバッハがその出発点となった。

発展

1990年代の宗教派音楽専門レーベル発展、2000年代のメシアン的歌手アリエル・ザカイ、2010年代のイシャイ・リボ・メシアの世俗チャート進出を経て、現代イスラエル・メインストリーム音楽の重要な一翼を成すに至った。

出来事

  • 1959: シェロモ・カルレバッハ初録音
  • 1967: 六日戦争後の宗教覚醒
  • 2014: イシャイ・リボ『Lashuv Habayta』、世俗チャート上位

派生・影響

クレズマー復興、現代Piyut運動、世界的ユダヤ・ポピュラー音楽(米マッティ・キャスパー、フランス・グラディアらと相互影響)に連続する。

音楽的特徴

楽器ヴォーカル、ギター、キーボード、ドラム、ベース、ストリングス

リズムポップ/ロック拍節、ヘブライ典礼テキスト、ハシディック・モード

代表アーティスト

  • Shlomo Carlebachアメリカ合衆国 · 1954年〜1994
  • Ishay Riboイスラエル · 2014年〜

代表曲

関連ジャンル

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