エイサー
沖縄の旧盆に踊られる、太鼓と踊りの集団芸能。
概要
旧盆(ウークイ)の祖霊送りに、青年団が地域を巡って踊る集団芸能。大太鼓・締太鼓・パーランクーを打ち鳴らしながら、地謡(三線・歌)に合わせて勇壮に舞う。沖縄各地の青年会が独自の振付・衣装を伝承し、毎年8月の沖縄全島エイサーまつりで競演する。
背景
もとは念仏踊り系の祖霊供養の踊りで、17世紀の浄土宗僧侶袋中上人の念仏踊りに源を遡るとされる。戦前まで地域ごとに小規模に踊られていたが、戦後の沖縄占領下の青年運動の中で集団エイサーとして大規模化した。
発展
1956年に第1回コザ市青年エイサーまつりが開催され、競技化・大規模化が進んだ。1970年代には創作エイサーグループ(琉球國祭り太鼓など)が登場し、本土・海外公演で広まった。現代は沖縄文化の象徴として国際的に認知される。
出来事
- 17世紀: 念仏踊り系の起源。
- 1956年: 沖縄全島エイサーまつり開始。
- 1982年: 琉球國祭り太鼓設立。
- 1990年代: 全国・海外公演活発化。
- 2007年: ハワイ・ブラジルなど国際エイサー大会開催。
派生・影響
本土の創作太鼓グループや、海外の沖縄県人会・移民コミュニティでもエイサーが継承される。創作太鼓ジャンル全般にも影響を与えた。
音楽的特徴
楽器大太鼓、締太鼓、パーランクー、三線、唄、指笛
リズム勇壮な太鼓パターン、隊列を組む集団振付、ヤグイ(掛け声)
代表アーティスト
- りんけんバンド
代表曲
- 豊年エイサー — りんけんバンド (1990)YouTube で検索