ドイナ
ルーマニアの自由拍即興抒情歌。
概要
羊飼いの孤独や愛を歌う自由拍の即興歌唱・器楽形式。半音階的装飾とメリスマが特徴。
背景
カルパチア山脈の牧畜民の歌に起源を持つ。地域ごとにDoina Maramureșana、Doina oltenească等の形態がある。Bartókが1908年から採譜・研究した。
発展
Maria Tănase(1913-1963)が歌唱芸術として確立。Gheorghe Zamfirのナイ演奏で世界的に知られる。2009年ユネスコ無形文化遺産登録。
出来事
- 1908: Bartók採譜開始
- 1957: Tănase黄金期
- 1972: Zamfir国際進出
- 2009: ユネスコ無形文化遺産登録
派生・影響
Manele、Lăutari音楽、現代的Romani Music。
音楽的特徴
楽器ナイ(パンフルート)、ツァンバル、ヴァイオリン、声
リズム自由拍(parlando-rubato)、メリスマ装飾、半音階下降
代表アーティスト
- Maria Tănase
- Gheorghe Zamfir
- Taraf de Haïdouks
代表曲
- Ciocârlia (1900)YouTube で検索
- Doina Oltului — Maria Tănase (1957)YouTube で検索
- The Lonely Shepherd — Gheorghe Zamfir (1977)YouTube で検索