古典

メキシコ・ボレロ

Mexican Bolero

メキシコシティ / メキシコ / 南米 · 1925年〜

別名: Bolero romántico

20世紀前半メキシコシティで成立した、トリオ・ロマンティコ(ギター三重奏)が緩やかな2拍子の愛の歌を歌うラテン・アメリカ汎用ロマン歌曲。

概要

リード・ギター、レキント、第三ギター、男声二重唱・三重唱、しばしば女声リードで構成。歌詞は不在の恋人、追憶、純愛、別離を象徴的詩で語る。

背景

キューバ・サンティアゴで1880年代に成立したボレロ・キューバノが、1920年代にメキシコに渡って独自の発展を遂げた。アグスティン・ララが詩的洗練と作曲技法を確立し、トリオ・ロス・パンチョスが米州全域に広めた。スペイン語ロマン詩の20世紀大衆形式として、ラテンアメリカ汎用言語となった。

発展

1940~60年代にアグスティン・ララ、ホセ・アントニオ・メンデス、トリオ・ロス・パンチョスが黄金期を作り、ルイス・ミゲルが1990年代に古典再録音『ロマンセ』(1991)で復興させた。21世紀のラテン・ジャズ、サルサ・ロマンティカにも影響を残す。

出来事

  • 1928: アグスティン・ララ作曲開始
  • 1944: トリオ・ロス・パンチョス結成
  • 1953: 「Solamente Una Vez」世界的ヒット
  • 1991: ルイス・ミゲル『ロマンセ』

派生・影響

キューバ・ボレロから派生してメキシコ・ボレロが成立。サルサ・ロマンティカ、ラテン・ジャズ、ランチェラに影響。

音楽的特徴

楽器ギター(複数)、レキント、声

リズム中速2/4ボレロ、ハバネラ低音、ロマン詩

代表アーティスト

  • Agustín Laraメキシコ · 1928年〜1970
  • Trio Los Panchosメキシコ/米国 · 1944年〜1989

代表曲

関連ジャンル

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