ガルバ・ダンディヤ
グジャラート州の女神祭ナヴラトリで踊られる円舞・棒舞。
概要
グジャラート州を中心とするヒンドゥー祭ナヴラトリ(9夜の女神祭)で踊られる二大舞踊・歌曲。ガルバは女神アンビカを讃える円形踊り、ダンディヤ・ラースは二本の棒(ダンディヤ)を打ち合わせる対舞。ハルモニウム・ドール・タブラ・笛の伴奏で、夜通し踊られる。
背景
中世(13〜15世紀)のグジャラートで女神信仰と結びついて成立し、土製の灯りを置いた素焼き壺(ガルボ=胎)を中心に踊ることがガルバの語源とされる。クリシュナとラース(円舞)の伝説とも結びつく。
発展
20世紀後半、グジャラート移民の世界的拡散とともに英国・米国・東アフリカ・カリブのインド人コミュニティで盛んに踊られるようになった。ボリウッド映画(『ハム・ディル・デ・チューケ・サナム』『ラーム・リーラー』など)で頻繁に取り上げられ大衆化。
出来事
- 中世: 女神祭儀礼として成立。
- 19世紀: 女神壺(ガルボ)を中心とする踊り様式定着。
- 1980年代: 海外インド人コミュニティでの拡大。
- 2013年: 映画『ラーム・リーラー』。
- 2022年: グジャラート州が国連へガルバのユネスコ登録申請。
派生・影響
ボリウッド・ナヴラトリ・ソング(『ナガダ・サン・ドール』『ドーリー・ターロ』)、海外インド人コミュニティ祭事文化の中核、現代フュージョン・ダンスの素材となる。
音楽的特徴
楽器ハルモニウム、ドール、タブラ、笛、マンジーラ、声
リズムケヘルワー・ダドラ系の踊り拍、円舞・棒舞、女神讃美詞章
代表曲
- Dholida Dhol (2013)YouTube で検索