古典

ヴァルナム

Carnatic Varnam

タンジャヴール / インド / 南アジア · 1750年〜

カルナータカ音楽の教則的・舞踊的曲形式。

概要

カルナータカ古典音楽の基礎教則として歌われる重要曲形式。ターラ・ヴァルナム(声楽用)とパダ・ヴァルナム(舞踊用)の二種があり、特定のラーガの全特徴を凝縮した「ラーガの肖像」となる。コンサートの開始曲としてしばしば歌われる。

背景

18世紀のパッチミリヤン・アディヤッパッヤ(1737–1797)らが体系化し、教則と演奏の両方の機能を持たせた。タンジャヴール・クァルテット(19世紀)がさらにレパートリーを充実させた。

発展

20世紀には音楽教育の標準カリキュラムに組み込まれ、すべての学習者が必修として学ぶ。バーラタナーティヤム舞踊の長尺曲としても重要で、踊り手の技量を示すパダ・ヴァルナムが特に著名。

出来事

  • 18世紀: アディヤッパッヤによる体系化。
  • 19世紀: タンジャヴール・クァルテットの作品群。
  • 1930年: ルクミニ・デーヴィー・アルンダーレが舞踊復興。
  • 1981年: 全インド音楽会議のヴァルナム規範化。
  • 2010年代: 学校教育への普及。

派生・影響

カルナータカ古典学習の入口、舞踊曲としての発展、現代のフュージョン作品の素材として用いられる。

音楽的特徴

楽器声、ヴィーナ、ヴァイオリン、ムリダンガム、ナットゥヴァナル(舞踊指揮)

リズムターラの厳格な構成、ラーガの完全な提示、舞踊振付の基盤

代表曲

関連ジャンル

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