古典

ティラーナ

Tillana

トリヴァンドラム / インド / 南アジア · 1830年〜

カルナータカ古典の高速器楽的歌曲。

概要

コンサートの終盤に演奏される高速で華やかな曲形式。歌詞は意味を持たない太鼓のシラブル(タカ・タリ・キ・ナム等)が中心で、リズムと旋律の純粋な技巧を披露する。バーラタナーティヤム舞踊の終曲としても用いられる。

背景

19世紀のスワーティ・ティルナル(1813–1846)らケーララ宮廷音楽家が体系化し、北インドのターラナ(類似形式)に着想を得たとされる。

発展

20世紀のM・バーラムラリ・クリシュナ・ラリタ・ヴェンカタラマンらがティラーナの新作・舞踊化を推進した。コンサートの最後を飾る活気ある曲として定着している。

出来事

  • 19世紀前半: スワーティ・ティルナル作曲群。
  • 1947年: バーラスラスワティ舞踊復興。
  • 1980年代: バーラムラリ・クリシュナ全国普及。
  • 2000年代: 舞踊終曲としての定着。
  • 2015年: 国際カルナータカ・コンサートの定番化。

派生・影響

北インドのターラナと並ぶリズム的歌曲伝統を成し、現代フュージョン・パーカッション・アンサンブルの素材としても用いられる。

音楽的特徴

楽器声、ヴィーナ、ヴァイオリン、ムリダンガム、ガタム

リズム高速ターラ、太鼓シラブル中心の歌詞、技巧的旋律

代表アーティスト

  • M.バーラムラリクリシュナインド · 1944年〜2016

代表曲

  • Tillana in BrindavaniM.バーラムラリクリシュナ (1985)YouTube で検索

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