古典

クリティ

Carnatic Kriti

タンジャヴール / インド / 南アジア · 1750年〜

別名: Kirtana

カルナータカ古典音楽の中核となる三部構成歌曲形式。

概要

南インド・カルナータカ古典音楽のメイン・レパートリー形式。パッラヴィ(序)・アヌパッラヴィ(展開)・チャラナム(発展)の三部からなり、サンスクリット・テルグ・タミル等の宗教詞章を持つ。三聖人(ティヤーガラージャ・ムッタイ・ディークシタル・シャーマ・シャーストリー)が18世紀に大成し、現代まで中心レパートリーをなす。

背景

16世紀のプランダラ・ダーサが現代カルナータカ音楽の基礎(教則・ヴァルナム形式)を整え、18世紀の三聖人が南インドのテランガナ・タンジャヴール周辺でクリティを大成した。三聖人はいずれもティルヴァイヤール周辺で活動し、敬虔な宗教歌として作曲した。

発展

20世紀にはアリヤクディ・ラーマーヌジャ・アイヤンガール・センマンガディ・スリーニヴァーサ・アイヤール・M・S・スッブラクシュミー・パルガト・マニ・アイヤルらがコンサート・スタイルを確立した。チェンナイ・マイラポール・ミュージック・アカデミーが現代の中心拠点。

出来事

  • 16世紀: プランダラ・ダーサによる基礎整備。
  • 18世紀後半: 三聖人による大成。
  • 1928年: マドラス・ミュージック・アカデミー設立。
  • 1966年: M・S・スッブラクシュミー国連公演。
  • 1998年: バーラト・ラトナ受章(M・S・スッブラクシュミー)。

派生・影響

ヴァルナム(教則曲)・ティラーナ(器楽的速曲)・パダム(舞踊歌曲)とともにカルナータカ・コンサートを構成し、バーラタナーティヤム舞踊の音楽的基盤も提供する。

音楽的特徴

楽器声、ヴィーナ、ヴァイオリン、ムリダンガム、ガタム、カンジーラ

リズムアディ(8拍)・ルーパカム(6拍)・ミシュラ・チャープ(7拍)、パッラヴィ-アヌパッラヴィ-チャラナムの三部構成

代表アーティスト

  • シャーマ・シャーストリーインド · 1780年〜1827
  • ティヤーガラージャインド · 1780年〜1847
  • ムッタイ・ディークシタルインド · 1795年〜1835
  • M.バーラムラリクリシュナインド · 1944年〜2016

代表曲

関連ジャンル

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