古典

ズンドラ

Zhungdra

ブータン / ヒマラヤ · 1650年〜

別名: ブータン古典歌曲

ブータン王国の宗教・古典歌曲伝統。

概要

ブータンの僧院・宮廷で発達した古典歌曲。ヒマラヤ地方の自然と仏教的世界観を歌い、ダムニェン(六弦琴)・ピワン(擦弦)・リム(笛)を伴奏とする。村落の踊り歌ボエドラと対をなす、より荘重な形式。

背景

17世紀のシャブドゥン・ガワン・ナムゲルによるブータン統一期にチベット仏教文化と結びついて発達したとされる。長母音の引き伸ばしや微妙な装飾が特徴で、僧院教育の一環として継承された。

発展

1971年に王立芸術院(RAPA)が設立され、ズンドラを含む伝統音楽の保存・上演を担った。Jigme Drukpa らの音楽家が国際舞台で紹介し、近年は若者向けに再編する試みも行われている。

出来事

  • 17世紀: シャブドゥン期に文化的基礎形成。
  • 1971年: 王立芸術院設立。
  • 1990年代: ジグメ・ドゥルクパ国際録音。
  • 2008年: ブータン伝統音楽保存政策強化。
  • 2010年代: 若手によるズンドラ再解釈。

派生・影響

ボエドラ(村落踊り歌)・現代ブータン・ポップ・ヒマラヤ仏教圏の音楽との比較対象となる。

音楽的特徴

楽器ダムニェン(六弦琴)、ピワン、リム(笛)、声

リズム緩やかな自由律、長母音の引き伸ばし、仏教的詞章

代表曲

関連ジャンル

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