阿波踊り
徳島の盆踊り。二拍子の囃子に乗せた群舞。
概要
毎年8月、徳島市を中心に踊られる日本最大級の盆踊り。「連」と呼ばれる踊り手集団が、三味線・太鼓・鉦・笛の囃子に合わせて街路を練り歩く。男踊り・女踊りで振り付けが異なり、「ヤットサー、ヤットヤット」の掛け声で知られる。
背景
16世紀末、蜂須賀家政が徳島藩主となった頃に城下で踊られたとされる。江戸期に風流踊り・念仏踊り系の要素が融合し、徳島独自の盆踊りとして定着した。明治期に阿波踊りという名称が定着した。
発展
戦後の経済発展期に観光資源として大規模化し、東京高円寺(1957年〜)、埼玉南越谷など、都市圏でも阿波踊り大会が開催されるようになった。「連」の組織化と振付の体系化が進み、若手・女性・海外チームの参加も増えた。
出来事
- 1586年: 徳島城下での踊り起源(伝)。
- 1879年: 「阿波踊り」の名称定着。
- 1957年: 高円寺阿波おどり開始。
- 1985年: 徳島市阿波踊り観光客100万人突破。
- 2018年: 徳島阿波踊り運営問題で社会的注目。
派生・影響
全国の盆踊り様式に影響を与え、高円寺阿波おどり・南越谷阿波踊りなど都市型阿波踊りを派生させた。
音楽的特徴
楽器三味線、太鼓、鉦、篠笛、声(囃子)
リズム二拍子のヤットサー囃子、男踊り・女踊りの振り、連の隊列
代表曲
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